日常的めも。

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あにめキコウ #1 スロウスタート

お久しぶりです
ようやく始まった新企画

闇風の「奇行」により自ら「寄稿」する、そんな思い出や感想を紀行する、そんな感じの企画

それを「キコウ」と称してやっていく予定です
誰か寄稿して





まず第1回はTVアニメ「スロウスタート」からです
今回この作品を選んだ理由はニコニコ生放送で一挙放送していたからという単純な理由

アニメ感想記事を書かなくなってからも一応心の中に溜めこんだ思いはあるので放送当時も思い出しつつ、一挙放送を見て新たに気づいたことも交えつつ書いていきましょう



目次

あらすじ

スロウスタートは「まんがタイムきらら」にて連載中の作品を原作とし、2018年冬期に放送されました

この春から高校一年生になる、人見知りな女の子、一之瀬花名。
彼女はとある理由から都会の両親のもとを離れ、いとこの志温が管理人を務めるアパート"てまりハイツ"で暮らしている。
新しい高校、新しい毎日の中で起こる、素敵な出会いの数々。
花名はまわりの人たちとゆっくり心を通わせて、楽しくてきらきらとした時間を過ごしていく。
子供みたいにはしゃいだり、大人みたいにドキドキしたり……
かわいさ溢れ、心あたたまる、スロウな成長物語。

TVアニメ「スロウスタート」公式サイトより引用


主人公、一之瀬花名(いちのせ はな)には実は浪人しているという秘密があります
アニメでは1話のラストで浪人していることが明かされ、2話で何故浪人したのか*1などが語られ、その後もその秘密を友達に隠して生活していきます

ちなみに初放送時期はちょうど1月の初めごろ、つまり高校3年生にとってはセンター試験があるのでその時期に浪人の話を被せるあたり縁起が悪かったり


この作品の主題となっているのはやはり「成長」であると思います
どんなに小さな1歩でもそれぞれのキャラクターたちが成長していく、そんなストーリーです


作中には意外と下ネタ要素もたまにあり、所々のパワーワードで常に笑っていられます

例を挙げると
「中に入れるか、外に出すか」*2
「新鮮なライチ」*3
「ごめんね、ゴリラ」*4

など、挙げればキリがないほど

下ネタ系でもそこまでキツくないので親や小さな子供の前でも安心して見られる作品です!!!
ただきらら作品で乳首やらヌーディストビーチという単語をまず耳にしなかったのでそれこそ新鮮でした

女性同士だとそういったこれ以上にキツいネタになりやすいとかならないとか


また、この作品は中国で配信停止になったほどの作品でもあります

その理由は「女性同士の百合的な描写」
特にそれが顕著にみられるのが十倉栄依子(とくら えいこ)

栄依子自身は無意識に周りの女の子を落としていくキャラなんです
しかし、担任である榎並先生にはどれだけ攻めても全く落とせず、逆に相手のペースに呑まれてしまう、そんな感じ

攻略キャラであるが故に防御は無振り、ありがち


みどころ

この作品の見どころさんをご紹介


やっぱり1番好きなのはオープニングテーマの「ne! ne! ne!」です

アニメのOPらしくメインキャラが歌っているのですが、それぞれのソロパートでキャラの違いが見て取れる
そして、何といってもサビの部分で一気に明るくなっていく感じ…尊いです

また、映像も楽しくかわいらしい仕上がりになっています
スロウスタート全般に言えるのですが、SDキャラがかなり可愛らしくて見ていて飽きさせない

それぞれのキャラクターはSDキャラになると耳などが生えて動物のように表現されることが多いです



また、エンディングテーマは三月のパンタシアさんの「風の声を聴きながら」なのですが、
この曲が作品とマッチしすぎていて歌詞一つ一つに重みを感じます

「いつか小さな秘密話せる日が来るよね」という花名自身の内情を歌った曲とも言えます



本編では可愛らしさはもちろん、キャラクターの性格もそれぞれいい感じ
クラスメイトもちゃんと全員分登場する珍しい作品 スゴいよアレ


他の主要キャラについて、千石冠(せんごく かむり)百地たまて(ももち たまて)

冠は小さくてみんなに愛されるキャラクターで、栄依子に懐いてます
その懐きっぷり、Kawaii
子供っぽい要素や天然な要素もありますが、このキャラの魅力は何といってもパワーワードを生み出すところ

「新鮮な乳首、おいしい」や「ごめんねゴリラ」などといったパワーワードを片言で可愛らしく発しているの


たまては「たまて」と呼ばれるのが好きではなく「たまちゃん」と呼ばれたい
名前の由来が「玉手箱」から来ているが、玉手箱は「玉・手箱」と切られるのが正解で、「玉手・箱」ではないから、ということらしい

肉団子で表すと「肉団」と呼ばれるのと同じ(冠談)

また、たまちゃんは属性モリモリでことあるごとに「イベントスチル」などと言ったり、ゲームなどで例えたりします
はっきり言います。美少女版の俺らです。

因みに胸の大きさはまな板イコールで結ばれています(作者Twitterより)


声優さんもキャラにあった演技でとても素晴らしい、それ以上には言えないレベルです

上でも書いたように百合描写やネタが多めです
ですが、全てすべてが百合描写でもないので安心してください

やっぱり家族みんなで見れるアニメじゃないか、よかった


感想

やっぱりOPが一番好きなところ、あります
メロディラインかなにかはわからないけど過去最高に好き

今まで最高だったのが「ステラのまほう」のOPだったけどそれをはるかに上回りました


あと最近のきららアニメにありがちな最終回の走馬灯ED
走馬灯のように黒背景で各回の映像が流れている感じ、やっぱり表現的にも視聴者にとっても今までの話を思い出しやすいから効果的なんだと思います

そしてそのEDで流されるのがOPのCDのカップリング曲なのですが…実は5拍子というとても珍しい曲
サビでは3拍子になってたので初見では気づかなったけど普通にスゴい、5拍子の曲なんてあんまり聞かないやん VS.メタナイトくらいしか知らないよ


総括

この作品は最初は全然なじめなかった花名ちゃんがだんだんと成長していくところがしっかりと表れています

特に、最初と最後を見比べるとその違いが大きくてビックリ
こういう成長物語みたいな話好きなんですよね

あと花名ちゃんは栄依子に落とされない、そして栄依子にとっても花名は別の意味で特別な存在になっている
そこらへんもちゃんと主人公としてて好き

また、冠とたまちゃんにとっても花名ちゃんは特別な存在になっていると思ってます


たとえいつか浪人していることを話したとしても、きっといつもと変わらない日々がやってくる、

僕はそう思います


僕も浪人しないように頑張ります。



おわり。

*1:浪人の理由はおたふく風邪

*2:シャツの裾

*3:ライチは新鮮だとピンク色で段々黒ずんでいく

*4:ドラミングはパー